ロールケージの取付け

ロールケージ取付けのキモ & 当店での取付がオススメな理由

ロールケージは、正しく一連の組付けを実施することでボディと一体化し、ボディ剛性力と乗員保護力が最大化します。特に常にテンションをかけながら組み上げることが1番のポイントになります。

ロールケージエージェントでは、メーカーのサイトウロールケージさんより直接『匠』のロールケージ取付けをご指導頂いております。更にその時に頂いたオリジナル工具を利用しますので他店とは一味違うこだわりの取付けを提供できます。
(上記写真は取付けをご指導いただいたときのもの。2列目の青色作業着を着ている2名がロールケージエージェントのメンバーです。)

大分県までご来店可能な方は、是非ご検討下さい。 ⇒ 所在地はこちら

ロールケージ取付けサービス費用

車種や型式等によってことなりますが、基本料金は以下の通りとなります。
リア4点式ロールケージ 77,000~55,000~(税込み)
※溶接が必要な車種は+11,000円(税込み)~となります。
※作業時間の目安は6時間です。

6点式ロールケージ 110,000~77,000~(税込み)
※溶接が必要な車種は+11,000円(税込み)~となります。
※フロントエスケープタイプ(ダッシュ逃げ)の作業時間の目安は8時間です。(車種によって異なります)

取付け予定日の1週間前までに取付け予約をいただければ、当日は1日で作業を完了できます。
お問合せはこちらから。

※現在、お持込みのロールバーの取付けは行っておりません。(匠のパット巻きのみも行っておりません。)

ロールケージ取付けの流れ

当ページでは、トゥディJA4に以下のサイトウロールケージ製のロールバーを取付ける際の流れに沿って当店の取付けの紹介をしていきます。

  • フロントエスケープ6点式ロールケージ(2名乗車タイプ)
    +クロスバー
    +リアセンターバー
    +サイドバー
    +Bピラー留め
    +ロールバーパット(青)
    ※ロールバーの素材はクロモリです。

ロールケージ取付け 工程

1. パット巻き
2-1. 前作業①: シートの取り外し
2-2. 前作業②: フロアカーペット剥がし
3-1. 仮組み①: 6点式ロールバー仮組み
3-2. 仮組み②: オプションバー仮組み
4. 仮組み後の補正
5. アンダーコート剥がし
6. 取付ボルト用穴あけ
7. コーキング
8-1. 本組み①: ボルト仮締め
8-2. 本組み②: ボルト本締め
9. アンダーコートスプレー
10. フロアカーペット加工
11. 完成!

失敗しないためのポイント

仮組みは必須です。当ページを参考にロールケージの取付にチャレンジされる方は必ず仮組みを行ってください!  めんどくさがらずに「仮組み」⇒「アンダーコート剥がし」⇒「ボルト用穴あけ」⇒「本組み」の流れを守ることが失敗しないための一番のポイントです。

1. パット巻き

パットの内側にベビーパウダーをまぶして滑りをよくします。そして、ハサミで切ったパットをロールバーに巻き付け、縫い目を瞬間接着剤で丁寧に丁寧に綴じこみます。 かなり、気の遠くなる作業ですが、しっかり丁寧にこなすことで『パット巻きテープ』を使用した場合に比べて非常に綺麗に仕上がります♪

2-1. 前作業①: シートの取り外し

シートを中心に取付け作業の障害となるものを外します。

2-2. 前作業②: フロアカーペット剥がし

ロールケージの着地点となる部分のフロアカーペットを剥がします。

3-1. 仮組み①: 6点式ロールバー仮組み

まずメインアーチバーを配置し、フロント部とリア部のバーを組み6点式のロールバーを仮組みします。フロント部では、サイトウロールケージさんから頂いたオリジナル工具『ツッパリ君』を利用し、外側へとテンションを与えて、極限までボディにロールバーを密着させた状態で仮組みを行います。 商品の特性を最大限に引き出し、高い剛性を発揮できるよう取付位置を割り出します。

※「ロールバーの潜在能力を最大限に引き出すこと」と「作業効率アップ」のためにオリジナル工具『ツッパリ君』を使用しております。 『ツッパリ君』が無くともロールバー取付は可能です。

更にリアバー着地点部分について、内張りの不要な部分を切り落とします。

3-2. 仮組み②: オプションバー仮組み

次に、仮組みした6点式ロールバーをベースとし、オプションバーであるクロスバー、リアセンターバー、サイドバーを仮組みします。 先ほど登場した『ツッパリ君』はサイドバーの仮組み時にも、しっかりと前後にテンションを与えるために活躍します。
※この段階で、ドアの閉めて干渉がないか確認します。(車種によっては、幌やハードトップ、トランク等も干渉しないか確認します。)

≪補足:サイトウロールケージ製ロールバーの高剛性のヒミツ≫
サイトウロールケージ製のロールバーの高剛性のヒミツは、仮組み状態でも垣間見ることができます。ボディを這うよう密着状態のバーの型取りを施しているため、仮組み状態でバーを持って車両を揺さぶってみてもビクともしません(バーの位置がずれません)。このようにボディとロールケージが一体化するため、他メーカーの物と比較すると圧倒的な高い剛性を発揮できるわけです^^

4. 仮組み後の補正

今回は、セミバケットシートに対して、若干サイドバーがシビアな位置なので、フロントバーを極力外側へと着地させるために「プレート」の縁を叩いて角度を調整しました。

※今回は特別に補正を実施しております。基本的に必要ありません。

5. アンダーコート剥がし

アンダーコートを剥がさずにロールバーを装着するとアンダーコートが「あそび」となってロールバーがグラつきます。「プレート」着地ポイントのアンダーコートを丁寧に剥がしていきます。極まれにですが、アンダーコート剥がしを行わないどころかフロアカーペットの上からロールバーを取り付けている車両を見ることがあります。。。これは問題外のNGです!

6. 取付ボルト用穴あけ


仮組みにて位置を定めたポジションに本組み時のボルト用の穴をドリルで開けます。ここでも『ツッパリ君』登場です♪しっかりと外側へとテンションを保持した状態でボルト用の穴を開けます。 なお、(今回は特に、)スペース的にシビアなので専用のドリルを使用しています。

7. コーキング

取付時に開ける穴からの水分流入を未然に防ぐためコーキング材を「あて板プレート」に使用します。ベトベトするため『何度も心が折れそうになる』泥臭い作業ですが、ここを怠ると腐食の原因となるため、しっかりと行います。

8-1. 本組み①: ボルト仮締め

先ほど開けた穴に「あて板プレート」とボルトを結合して、6点式ロールケージを組み、更にオプションバーも組みます。すべてのボルトの穴通しを確認してから、徐々に各ボルトを締めていきます。

8-2. 本組み②: ボルト本締め

最後に全ボルトを完全に締め上げて本組み完了です。

9. アンダーコートスプレー

腐食への抵抗力を更に増強すべくコーキングした「あて板プレート」部の車下部分にアンダーコートスプレーを施します。

10. フロアカーペット加工

作業用に剥がしていたフロアカーペットを元に戻して、更にロールケージ用の穴をフロアカーペットに開けます。

11. 完成!

シートを取り付けて遂に完成です♪

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